パンクリップをご存知ですか?スーパーなどでパンを買うと、袋を留めるのに使われているプラスチックのクリップのことです。正式名称は、バッグ・クロージャーと言います。このクリップは小さすぎてリサイクルにはなかなか不向きのため、大量のクリップが再利用されることなく無意識のうちにゴミ箱に捨てられて、ゴミとして処理されてしまっています。しかし、なんとこのパンクリップには、いくつもの便利な再利用方法があるのです!ただ捨ててしまうなんてもったいない。ゴミとして捨ててしまう前に、環境のためにも、ぜひ今回紹介する9つの再利用方法をチェックしてみてください。そして次回は、ただ捨ててしまう前に、パンクリップをいざという時のために取っておいて、効率的に再利用してみましょう。こんな便利なお役立ちグッズにする方法があると分かれば、あなたも二度とパンクリップを無意識に捨ててしまうなんてことは無くなるはず!
9. 絡まったコードへのイライラともさよなら
バッグの中に入れておいたイヤフォンのコードを取り出すたびに、絡まってしまっていてイライラしませんか?結んでおいても、丸めておいても、なぜかいつも絡まってしまう。電車の中で、カフェで、図書館で、さぁいざ使おうという時にその絡まり具合を見ると、うんざりとしてしまいます。大抵の場合、コードの絡まり具合も複雑怪奇。あっちからこっちを通して、そっちを引っ張ってなんてしていると、平気で数分経ってしまいます。毎回こんなことをしなくちゃいけないなんて、どう考えても非効率的!そこで、このパンクリップの出番です。イヤホンのコードを丸くまとめて、一箇所をクリップで留めるだけ!小さくまとまるし、絡まらないし、持ち歩くのにかさばらない。これであのイライラともさよならできますよ。
8. テープの端を見つけるために
セロテープなどの透明な粘着テープを使う時にイライラするあるあるの一つが、粘着テープの端っこが見つからないこと。今すぐに使いたくても、端が全く見えず、指で慎重に触りながら切れ目を見つけなくてはいけませんよね。切れ目が見つかっても、ぴったりくっついてしまっていると、爪で引っ掻いて剥がそうとしてもなかなか取れません。そんな時にもパンクリップが役立ちます。テープカッターが付いていなくても、使うたびにテープの端にパンクリップをつけておけば、毎回イライラしながら端っこを探す必要も、頑張って剥がす必要もないのです。
7. 本のしおりとして
意外に思うかもしれませんが、本のしおりとしても使えるパンクリップ。やり方は、読み途中の本のページの上部を挟むだけです。ポストイット代わりとして、必要なページをいくつも挟んで目印にすることもできます。カラーペンで色を塗ったり、記号を描いたりして、用途別のしおりを作るってみるのも面白いですよね。すぐに外れてしまいそうな気もしますが、本を閉じておけば、外れることもなくしっかりとホールドしてくれるそう。
6. 鍵を識別化してみよう
あなたはいくつの鍵を持っていますか?家の鍵、車の鍵、自転車の鍵、職場の鍵、倉庫の鍵…普段使いの鍵ならともかく、年に数回しか使わない鍵を、たくさんの鍵の中から見つけるのは大変ですよね。そもそもどこの鍵かわからなくて、全部試してみなくちゃいけないなんてことも…。だったら、鍵をきっちり識別化してみましょう。鍵に直接書き込むのも一つの手ではありますが、ここは是非、パンクリップを利用してみてください。パンクリップに名前を書き込んで、鍵の穴に引っ掛けるだけ。一目でなんの鍵かわかるようになりますよ!
5. なんのコードかしっかり区別するために
家の中でついごちゃごちゃしがちなのが、電化製品のコード。特に、テレビやレコーダー、コンピュータのコードは、後ろで蛸の足のように何本も出ていて、どのコードがどこにつながっているのか、一つずつたどってみないと判別できません。コンセントも区別がつかず、間違ったコンセントを外してしまい大事に…ということもよくありますよね。電化製品の設定が苦手な人にとっては、例えばテレビに問題が出てコールセンターに指示された通り直そうとしても、コードがわからずパニックになってしまうなんてことも。そういった問題を防ぐために、パンクリップにコンセントやコードの用途名を書き、引っかけておきましょう。いざとなった時にはだいぶ助けになるはずです。
4. 充電用コードのホルダーとして
スマートフォンやパソコン、タブレットをデスクに置いて作業している時、充電コードの置き場に困ったりしませんか?ずっと充電につないでいつわけにもいかないし、かといって外すと地面に落ちてしまうし…。何本も床に 落ちていると、どのコードが必要なのか見つけるのも一苦労ですし、何よりごちゃごちゃして見えますよね。ここで一つ、パンクリップを使ったクリエイティブな方法があります。接着剤でパンクリップをデスクの端につけ、一つのクリップに一つの充電コードを通しておくと、パンクリップがホルダー代わりとなり、床に落ちずにデスクに固定しておけるのです。
3. 靴下を片方だけ失くすのはもううんざりなら
洗濯したはずの靴下の片方が見つからないという不思議なことは、割とどこの家庭でも一度は起こったことがあると思います。家の中なのに、しかも洗濯機には確実に入れたはずなのに…。結局いつまでも見つからず、諦めて捨てるか、同じ靴下を何足も買ってどれとでも組み合わせられるようにするか、それとも一層の事、これがおしゃれなんだと、別の柄の靴下と組み合わせて履くか…。なんとも悩ましい、よくある問題です。それだったら、最初からなくさないようにすればいい、ということでぜひ、両方の靴下の入り口にパンクリップを引っかけて、くっつけて洗ってみてください。これなら二度と、靴下の片方しか見つからないなんて不思議な事件は起こらないはず。
2. これは私のワイングラスです
自宅でのパーティや飲み会にて、お酒が入り楽しくなっていくにつれて、自分のワイングラスが行方不明になることはあるあるの一つですよね。「あれ、これ私のだっけ?」というセリフはとてもよく聞きます。さすがに人の飲みかけを間違えて飲んでしまうのは嫌ですし、毎回洗い直したり新しいものを用意するのも手間ですし、気がそがれてしまいます。そこで活躍するのが、パンクリップを使った簡易グラス用名札です。名前を書いたパンクリップをワイングラスの足に引っ掛けておけば、もう間違えることはありませんし、自分のグラスを探すのも簡単です。必要人数分のグラスだけ出せば済むので、余計な洗い物もしなくて済むので、とても便利ですよ。
1. そのビーチサンダルをもう少し長く履くために
夏になったらビーチサンダルは欠かせませんよね。海に行くときはもちろん、ちょっとした散歩、コンビニへの買い物、ホテルでの室内履き代わりにもなります。最低でも一足は持っておきたいものですが、そのビーチサンダルでたまに起きる事故が、鼻緒が抜けてしまうこと。誰かに踏まれてしまったり、履き古して限界だったり、単に壊れてしまったということもありますが、お気に入りのビーチサンダルだし、まだシーズンも残っているから捨てたくないということもありますよね。鼻緒が抜けただけで、他は無事なんだし…。
と、そこで使えるのが、パンクリップです。ビーチサンダルの裏側の鼻緒の部分に、パンクリップを差し込めば、一時的な留め具代わりになってくれます。何年とはいかなくても、残りのシーズンはそれで十分履けるはず。たった一つのパンクリップでそんなことができるなんて、すごいですよね!まだまだ他にも様々なパンクリップの再利用便利グッズがあるかもしれません。捨ててゴミにするくらいなら、環境のためにも、ぜひ自分で何かにリサイクルしてみましょう!